土地を選び、建てる家の間取りや設備を決め、住宅ローンを申し込み、新居の建設が着工~竣工(完成)すれば、いよいよ待ちに待った注文住宅の引渡しとなります。
引渡しまでは短い方でも数ヶ月、長い方だと1年以上かかるため、ようやく夢のマイホームが引渡しとなり、ほっとして気が緩みがちですが、引渡しのときにどのような点を、注意点として確認すれば良いか考えていきましょう。
・注文住宅の引き渡し
注文住宅の引渡しとなれば早く見たくてワクワクすることでしょうが、注文住宅の引き渡し時に注意すべきポイントがあるので知っておくことも大事です。
注文住宅の引き渡しに関連するトラブルに残代金の支払い時期があって、基本的残代金の支払いは建物完成後ですから、工事が遅れている時には契約で取り決めた日にする必要はありません。
・引渡し前の竣工検査について
建物が完成し、建築会社によるチェックも終わったら、引渡しの前に竣工検査を行います。
実際にお家に行き、外装、内装などを自分の目でチェックします。
図面を見ながら全ての部屋・設備を見比べて契約通りかどうかをチェックしていきます。
後で不具合を申し出ても、住みながらの補修は施主側、建築会社側の両方にとって負担となりますので、検査は納得がいくまで行うことが必要です。
また注文住宅が完成していないにも関わらず、無理矢理引き渡しをしようとするケースもあって、引き渡しするから残代金を支払えという無茶な話もあるのです。
工事進捗ではまともに暮らすこともできないので、未完成住宅の引渡しを受けることは絶対にしないようにしましょう。
それから、注文住宅の引き渡しにおいて施主検査をすることがあって、施工上の不具合や契約内容との相違点がある場合は、指摘して補修などの対応を求めることができる機会で重要です。
入居してから発見した不具合は、内容や業者によって対応してもらえないこともあるので、引き渡し前の施主検査は時間をかけてきちんとチェックしましょう。